膝痛の痛み良くならない理由とは
この記事を読んでいる方の多くは膝の症状でお悩みではないでしょうか?
その方が他に聞きたいのですがその症状はいつから感じていますか?
おそらく多くの方が正確に思い出せないくらい前から気になっているかと思います。
今回は膝痛の慢性症状についてご紹介していきます
コリや痛みはなぜ起こる?
細かい部位が痛む原因を知る前にまずそもそもなぜ筋肉は痛みを感じるのか、筋肉の性質を知る必要があります。
本来どこの筋肉でも凝りや張り、痛みが起こる仕組みは同じです。
筋肉は長い間使われない状態、もしくは負荷がかかり続けている状態など同じ状態が長期間続いていると血流が悪くなり、栄養が回らず筋肉が硬くなります。
筋肉が硬くなるときは力こぶを作っているのと似たような状態になり体積が大きくなることによってより血管を圧迫してしまい代謝が悪くなり老廃物が溜まってしまいます。
この老廃物と一緒に痛みの物質も溜まっていくことによりコリや痛みを感じることになります。
そしてこの硬さに加え体が冷えたときや長時間じっとしていた際の動き出し、実際の例としてよくあるケースでは朝起きて起き上がった時に筋肉は硬くて伸び縮みしないが無理に引っ張られるような力が加えられたときに筋行くが損傷し強い痛みに繋がってしまします。
膝に負荷がかかる原因とは?
膝に痛みがある方のほとんどは太ももが硬くなっています。
なぜかというと膝の上にある太ももの骨と膝の下にあるスネの骨は主に太ももの筋肉によって抑えられている状態になっています。
この太ももの筋肉が硬くなっていたりバランスが悪くなることによってこの二つの骨がぶつかり合ってしまったり捻じれることによって痛みが起こってしまいます。
この時の痛みは筋肉が収縮して硬くなっているのに対して骨の付け根の距離は変わらない為結果的に筋肉が強く引っ張られている状態となり筋肉と骨の付け根や筋肉の端の部分や県の部分に炎症が起こることによって痛みが起こってしまいます。
これはあくまで表面的な部分ですが細かく突き詰めていくとさらに広い範囲に影響があり症状ごとどの部位をどれだけアプローチするかを見極めていく必要があります
筋肉が硬くなる理由として歩行時や座位での力の入り方などの癖があります。
これはどの部位にも言えることですが筋肉は同じ姿勢でいるかもしくは同じ部位に負担がかかる動きを長時間行うことで硬くなっていきます。
また勘違いしやすいですがここでのポイントは「長時間」同じ状態を続けてしまっていることにあります。
つまり極端に「姿勢を良くしているから大丈夫」や「姿勢は1秒たりとも悪くしてはいけない」というのは必ずしも正しくないということです。
改善するには
症状を改善する方法として良く聞く方法がありますがもしこれらの方法をおこなっている場合は注意が必要です
・電気治療
・1回5分程度のマッサージ
・コルセット
・ストレッチ
・痛み止め薬
詳しくは「腰痛が良くならない理由」よりご紹介しています。
ではどのようにしたら改善に向かえるでしょうか?
膝痛を改善するには太ももや骨盤周辺の筋肉に加えスネの筋肉にアプローチをしていく必要があります。
先ほどご説明にもありましたが膝の痛みが出る原因として多いのは捻じれです。
膝が捻じれることにより正常な位置関係と比べ筋肉が常に引っ張られた状態になっていたり、筋肉の付け根の骨が炎症を起こしてしまうことで痛みを引き起こします。
この捻じれを引き起こしているのが太もも、骨盤周辺の筋肉となるのです。
しかしこれらの筋肉を緩めていてもその場しのぎにしかなりません。
大切なのはなぜその筋肉が硬くなったのかを突き止めていくことでありそれが分からないままだと身体に負荷がかかりやすい状態が変わらず言い換えれば「いつでも身体を壊せる準備が出来ている状態」になります。
また筋肉の性質的に考えても長期間硬い状態が続いていると脳が「硬いのが普通だ」と思い込んでしまい一度筋肉を緩めても「いつもの」硬い方に戻そうと働くため出来るだけ柔らかい状態を維持できるように普段の私生活でもケアをする必要があります。
さらに痛みが治まったからと言って元の生活に戻ってしまうと痛みを感じる閾値を下回っただけで身体が良くなっているわけではない為慎重に計画を考え進めていく必要があります。